ベビーマッサージとインファントマッサージの違い

ベビーマッサージとインファントマッサージの違いについて

ベビーマッサージとインファントマッサージの大きな違いは、 「親主導」なのか「赤ちゃん主導」かにあります。

インファントマッサージとは何か

インファントマッサージ(Infant Massage)とは、 アメリカ人看護師ヴィマラ・マクルアーが1976年に創設した赤ちゃんマッサージのプログラムです。ヴ

ヴィマラはインドの孤児院で働いていたときに学んだ、インド古来の赤ちゃんマッサージをベースに、 スウェーデン式マッサージ、リフレクソロジー、ヨガを統合したものとしてインファントマッサージを確立しています。

インファントマッサージの特徴としては、赤ちゃんのペースでマッサージをするところにあります。

つまり、赤ちゃんがマッサージの主導権を握っているのです。

インファントマッサージの始まり方

インファントマッサージを始める前には、赤ちゃんに許可をとりますし、 赤ちゃんがマッサージをされたい時・部位のみマッサージをします。

また、インファントマッサージを赤ちゃんにするのはご両親・ご家族の方のみです。

それは、インファントマッサージが親子・家族のコミュニケーションと絆を深めるためのマッサージだからです。

インファントマッサージを開始後、 最初の頃はお子さんのサイン(表情やボディーランゲージ)が上手く読み取れないこともあるかもしれません。

しかし、インファントマッサージを続けていくうちにお子さんも慣れていくので、 意思表示がはっきり分かるようになってきます。

赤ちゃんが好きな部位や好きなマッサージを沢山取り入れて楽しくマッサージを続けながら親子の信頼関係を深めていくのが、 インファントマッサージだと言えます。

ベビーマッサージも、インファントマッサージも親子の絆を第一に考えているのは共通していますが、 親のペースでマッサージをするか、赤ちゃんのペースに合わせてマッサージをするかと言う点で違います。